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湯之元温泉で悠久の時に浸る
およそ二百二十五年前の天明の飢饉の際、農民のために初代永田延寿院法院が開田事業を行いその最中に湯之元温泉は発見されました。
温泉のすぐそばには、神々が国土計画にあたったといわれる皇居高殿宮之宇都があり、島津藩の家老も湯治におとずれたこの湯は、実際はもっと昔、天尊ニニギノノ尊の神話伝説が生まれるより昔からあったと考えられています。伝説の神々もこの湯につかり霊峰霧島の姿を眺めたのかもしれません。
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開田事業を記念して建
てられた記念碑。この裏に記録が残されています。 |
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記念碑周辺は今もなお、ひっそりと自然に包まれています。 |
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明治三十五年創業
湯煙にかすむ茅葺き屋根。高原駅の方からゴロン
ゴロンと音をたてながら勢いよくやってくる米、味噌を積んだ荷車や、人力車。
声を掛け合う人々、威勢のいい荷役たちの声。明治三十五年のある日、五代目定作の妻「ムメ」がきりもりする里山湯之元の小さな温泉は産声をあげました。 |
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